デザイナーの想い
「無償の愛プロジェクト」
〜想いを形に〜
この構想の経緯を綴って見ました。
この構想は、コロナ禍で自身も苦しみ、
日々、TVやWEBから流れるニュースを見聞きする中で、過度な不安や、不透明な先行きを助長して行くメディア、
時代への不信感から生まれる閉塞感に苛まれ、それを感じたことからでした。
どうして人々は、奪い合うのだろう。マスクに始まり、消毒液までも…。
高校生の頃の阪神大震災の体験が蘇る。
--- は想像を絶する価格だった。一生懸命、ボランティアに励む人を後目に…。あの頃から、世の中には愛が足りないことを知った。
それから様々な旅をへて人々に出会った。
デザイナーとして、自身が関わる仕事でも、強制労働や不当で過酷な低賃金での、
労働条件の下で生産が行われている実態を、知ることとなった。
私は反発した。
安い物には、理由がある。
誰かが何処かで泣いている。
それがどういう背景で作られて、存在しているかを、手に取る側にも、調べる責任があること。
私達は、モノ余の大量生産の現代に、常に警鐘を投げかけて来た。
20年以上も前からサスティナビリティを遂行し私達は常に、「モノは人そのもの。」だと言う想いでやってきた。
他の国で行われているから、良い訳じゃない。
その状況下にいるのが、自分の家族や友達だったらどうだろう、
モノは国境を越えグローバルに動き回り、簡単に手の届く範囲に溢れている。
私達は選択が出来る。
だからこそ今から始めることがある。
そんな、自分達の環境の中で、産まれた取り組みの一つが、
「無償の愛プロジェクトです。」
愛は国境を超えて、世界を変える。
これから、産まれて来る次の世代に笑顔の世界を残したいから。
一人からでも、きっと出来る。
「愛の連鎖」を作って行こう。
世界が平和で溢れますように。
そう言った願いを込めて、ちっぽけな自分達だけど、何かやれることがあるならば、小さな石でも投げてみよう。
私たち一人一人が、世の中の構造を知ることで、救われる人たちがきっといる。
未来を信じて今を創る。今ある命でやって行きましょうと。
現代の現状を知ってもらうことで、本当に大切なことは何かを、
問うことの大切さを知っていただければと言う想いでスタートしました。
「想いを形に。」
山西 浩二
またこのプロジェクトに
ご賛同頂ける方々がいらっしゃいましたら、是非ともご賛同宜しくお願い致します。
一緒に「愛の連鎖」を繋げましょう!!
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