帽子屋 POPE ポープ 神戸の洗練された帽子専門店 ハット ハンチング 等が得意な帽子のデザイナーブランド KOJI YAMANISHI|

サステナビリティ
~継続的な支援と活動~

未来へと繋げる私たちの取り組み

私たちが行うサステナビリティは職人達の脈々と続く技術を後世に繋ぎ残すこと。

日本独自の文化や技術は世界にも通用する素晴らしい物(者)ばかりです。
しかしその技術を形にして発信しないことには埋もれてしまうのも事実です。
埋もれていく技術は次第に衰退し、ロストテクノロジーとなってしまうでしょう。

そうなる前に私たちは素晴らしい技術と文化を継承してくいく道を作っています。

image 日本の織物

日本には世界に誇る織物産業が沢山あります。
着物(和装)という日本ならではの文化と共に発展してきた着物生地。

各地方や大名国策などに多彩な影響を受け、個々に特徴を持って発展してきた歴史があります。

京都西陣織など和装の代表的な生地は和装業界でとても有名ですが、現代の若い世代を中心に洋服文化にしか触れていない方々にはいまいち身近に感じることはないかもしれません。

しかし西陣織を初め日本には多彩な織物文化もあり、世界からも支持を得ている技術はありますが、新しい世代に対する認知度も少なくなり、折角の文化が衰退していく兆しも見えてきています。

私たちは素晴らしい文化を継承した生地を使用し、作品にすることで人々に伝統を残していきたいと考えています。
そしてこのサイクルを続けることにより職人や織物業界に活気を与えることで後世に残る継続的な伝統、すなわちサステナビリティとなる事を願っています。

作品を通して私たちと共にサステナビリティな活動を支えて頂ければ幸いです。

image 日本の職人との取り組み

日本の製品がジャンルにとらわれず、どうして世界で絶大な支持を得ているのか?
それは日本人の気質と民族性も影響していますが、妥協を許さず一つ一つに対する誠実な仕事が支持を得ている最大の理由ではないでしょうか。

しかしながら近年はコストダウンに伴い、大量生産を低価格な発展途上国に生産地を変える製造メーカーが殆どです。
そして現地にて低賃金で生産されて物は大量生産故に不良も多く、製産ロスも多く、環境に与える悪影響も発生しています。

次第に産地として活性化していくとローコストでの生産が難しくなることでまた新たな発展途上国に生産地を移し、サステナビリティとは真逆のことが行われているのが現状です。
私たちは国内縫製で継続的な国内の職人の支援と技術の継承を大切にしています。
確かに製造コストを考えると新興国で生産する事は一つの選択肢である事は間違いではないと思います。

しかし脈々と培われてきた日本の世界に誇る縫製技術は確かにハイコストではありますがハイパフォーマンスであることも事実です。
そして高品質な技術は継続的な支援と持続的な製造により維持されます。

日本の縫製職人との取り組みも私たちの大事なサステナビリティな活動になっています。そして私たちの想いを乗せた作品を愛用して頂くこともサステナビリティの大事な一部になっています。


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海外の職人との取り組み

世界中でファストファッションの流行により、近年は途上国などでのコストダウンを図った製造を行い安価で販売が行われています。

コストダウンを求めるあまりに、適正な金銭が生産者に支払われていない現実や、生産性を上げる為に大量の化学薬品を使用する事で発生する環境汚染などの問題が生じています。

そして製造インフラが整い、途上国から新興国になるに併せて更なるコストダウンを求め次の途上国に同じことを繰り返しているのが現状です。

私たちはこの悪循環により、窮地に立たされる職人達が経済的に自立する事を目指し貿易を通じて支援を行っております。

具体的には公式な価格で取引を行い、伝統工芸、技術、文化などを失われないよう取り組みを行っています。

フェアトレードを行うことにより職人の働く機会、環境、そして安定的な収入は日々の暮らしに直結します。

消費者側としてはショッピングを通じて他国の地域に社会貢献ができ、暮らしや技術、文化や伝統を守っているのです。

物を通じて目には見えない人と人、文化と文化の繋がりを大事に製造側も消費者側にもサステナビリティな活動を行っております。



製造のロスとそれによる影響

現在、世界中には衣類が溢れています。
近年のファストファッションの影響もあり、低価格で大量生産の衣類が沢山有ります。
しかし低価格のメリットの裏に見え隠れするデメリットをご存じでしょうか?

「安かろう悪かろう、髙かかろう良かろう」とは言いません、しかし低コストが生む問題は職人達の賃金問題だけではありません。
現在の日本国内において年間約100万トン(およそ33億着)の衣類が破棄されています。
その内の約9割はリサイクルをされる事がなく、埋立処分場や焼却処分され大量の温室効果ガスを発生させて環境に負担をかけています。

勿論、使用頂くことでの経年劣化で破棄しなければならない物が有るのも事実です。
しかしながら低コストゆえに何処かをコストダウンしている反動は製品寿命の短縮にも影響し、購入のサイクルと破棄のサイクルを短くしているのも事実ではないでしょうか?

そして大量生産故の生産ロスにより発生する在庫処分で生まれるダメージ品などの数も決して馬鹿にはならないと思います。
こういった積み重ねの悪循環をなくすことを目指した取り組みとして私たちは自社製品の破棄を一切行いません。

少数の限定生産を行う理由の一つとして製造ロスを減らし、環境配慮をする事も含まれております。

一つの物を破棄するのは簡単ではありますが、その裏で生地の原材料の生産、加工、縫製など幾つもの工程をへて完成しています。

その全てを破棄することは製造に関わる全てを否定しているのと同じだと考えています。
素晴らしい物を産み出す為には素晴らしい環境を作る事が必要で、生産ロスや破棄をなくす事で少しでも環境を維持していく事を行っています。


  • 地産地消

    日本の様々な生地や技術を地産地消にて広げる事で文化や技術の維持と継承を支援しています。

  • 国外発信

    素晴らしい技術を海外に向けて発信する事で、より持続継承を行いやすい環境を作る支援を行っています。

  • 継続的な製造

    継続して製造を行う事で技術の維持、製造業界の継続的発展を支援しています。

  • 公平な取引

    職人達が経済的に独立し、より良い製造環境を確立及び維持していける環境を作っていけるようフェアトレードを通して支援しています。

  • 製品ロスの削減

    より良いモノづくり目指し、世界環境に配慮した製造と消費ロスを抑える事で地球の環境汚染防止に支援しています。

  • 新たな道への進化

    継続的な文化や技術の継承を行うために、新たな発想で進化していけるようデザイナーのデザインを通して支援しています。

© POPE International Co.,Ltd.

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